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生徒の合格体験記 年度別: 2023年3月アーカイブ

2023年度 医学部合格体験記 立石 宥統さん(2023年弘学館高校卒)

久留米大学(医) 合格

 私は高校受験のため、中学2年生から「受験の微積」にお世話になりました。当時の私はゲームに明け暮れており、とても難関私立高校に合格できるような成績ではありませんでした。しかし、数学が一番得意であった私は、数学をもっと伸ばしたいという気持ちから「受験の微積」に入校し、出口純一先生にご指導頂きました。いざ高校入試の数学の勉強を始めると、これが得意教科だったのかという有様でした。
 不得意な日本史も、竹内良簡先生から各用語の位置付けや、他の出来事との関連を詳しくご指導頂きました。高校受験では、第一志望校は不合格でしたが、数学と社会はある程度合格点に近い感触でした。


 高校入学後も引き続き、出口先生にご指導頂きました。高校に入学してみると、自分より数学のできる同級生はたくさんいました。しかし「受験の微積」では、1年生の時から大学入試を見据えて多くの入試レベルの問題演習を積ませてもらったお陰で、学寮で数学は勉強していなかったものの、全国模試では学年上位を維持することができました。
 1年生で数学ⅠAIIBの入試問題を解き、裏技や数学的勘も磨いて頂いたお陰で、2年生で習う数学Ⅲは計算量が多いものの、ほぼ全て裏技で解くことができるようになり、演習がとても楽しいものでした。
 3年生になり、志望を私立大学医学部と決め出口先生にご相談したところ、その日から数学という学問を考えるだけではなく、いかに短時間で高得点を取るかに重きを置いた授業に切り替えて頂きました。演習はほぼ私立大学医学部や旧帝大学のものを解きましたが、即座の対応をして頂けたのも、「受験の微積」だったからだと思います。


 3年生の夏頃には数学が完成しつつあったため、学校や学寮では膨大な時間を化学や生物に費やすことができました。そして、化学の不得意な単元であった「電離平衡」をピンポイントで馬場徳尚先生に教えて頂き、理科で怖いものは無くなっていました。


 また医学部2次試験対策として、小論文は吉川嘉和先生にご指導頂きました。初めは先生がご心配される程ひどいものでしたが、何度か書いているうちに要領を掴み、得意なものになっていきました。そして、様々な分野のお話を聞かせて頂き、医師としての適切な倫理観も学べました。


 面接は、進路担当の花岩恭史先生にご指導頂きました。私の中で面接は苦手なものでしたが、面接内容の練習はもちろん、姿勢や声の大きさ、目線など、細かにご指導頂いたお陰で、どうにか形になっていったと思います。そして花岩先生には、長い受験勉強ゆえ、私が怠けそうになった時には、じっくりとお話をして奮起させて頂きました。


 「受験の微積」の先生方、スタッフの方々のお陰で、私は久留米大学医学部に合格することができました。趣味は「勉強頑張るぞ!」と決意すること。特技は、その決意に直ぐ飽きてしまうこと。そんな私でも、先生方は温かく見守って下さいました。受験勉強は大変でしたが、今振り返れば充実していたと感じています。
 先生方やスタッフの方々、5年間お世話になり、ありがとうございました。


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